外苑前駅徒歩1分

03-3475-1112

月-金9:30-17:00/第2・4土9:00-15:00

水虫・たむし

症 状

  • 白癬菌というカビの仲間の菌よって足の指や足の裏など、皮膚の角質やその下の皮下組織が炎症をおこす感染症です。
  • 足での炎症を足白癬(足水虫)、爪では爪白癬(爪水虫)とも呼ばれ、国民の5人に1人は足白癬に、10人に1人は爪白癬に感染しているといわれています。
    足白癬は足がかさかさになったり、小さいみずぶくれができたりします。
    そのみずぶくれが炎症を起こし、さらに傷からばい菌が入ると痛みを伴って腫れたりすることもあります。
    爪白癬の多くはすでにある足白癬から白癬菌が爪に入り込むことで発症するため、足白癬を無治療で放置したり自己判断で治療を中止すると爪白癬が起こりやすくなります。
    そのため自然治癒は難しく、足白癬と爪白癬再発を繰り返してしまうため、同時に治療することが重要となります。

原 因

  • 白癬菌は温かく湿った環境を好みます。
    靴を履くことで足が蒸れ、高温多湿となりやすい足部の皮膚でよく増殖します。
    また主な感染経路として、ジムや水泳、お風呂の浴室マット、スリッパなど共有で使用されるものが多くあげられます。
    その日のうちに足を洗い清潔で乾燥した状態を保つことができれば通常感染ることはありませんが、白癬菌が足についたまま、湿度が高く不衛生な状態で長時間過ごしてしまうとそのまま感染してしまいます。

治療法

外用・内服など

軽度であれば内服薬や抗真菌薬の外用剤のみで治療できます。
薬局で手軽に買える市販のくすりの場合、白癬菌を殺す効果が弱かったりかぶれが起こしやすかったりするため、多くの場合は医師の処方による飲み薬が必要となります。