外苑前駅徒歩1分

03-3475-1112

月-金9:30-17:00/第2・4土9:00-15:00

細菌感染症

症 状

  • 小児から高齢者の方までどなたでも罹患する疾患で、かゆみをともなう小さな水 ぶくれができ、それが破れると、ジュクジュクした汁が出たような状態になります。
  • 細菌感染を防ぐバリアとしての役目を果たしているため、正常な状態では細菌感染することはありません。
    しかし、傷などバリア機能が低下していると、最近に感染する場合があります。蜂巣炎(ほうそうえん)とも呼ばれています。
  • 下肢に起こりやすく、皮膚の広い範囲が赤く硬くなって腫れあがり、熱感や痛みを持ちます。
    また発熱を伴うことが多いです。悪寒、頭痛やだるさ、関節や節々が痛くなるというように全身に症状が出る人もいます。
    さらに、時間が経つと腫れた部分が膿んでその皮膚が破れると深い潰瘍ができることもあります。

原 因

  • 傷、やけど、水虫、湿疹などから黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などが入ることで発症します。

治療法

抗菌剤・切開排膿など

抗菌薬の内服や点滴、患部の切開排膿が必要になることもあります。
もしくは飲み薬ですが、腫れている部分は安静にしないとなかなか治りません。
蜂窩織炎が発症しやすい下肢はずっと足を下げて座っていると腫れが退きませんので、入院安静が必要となることがあります。