じんましん

症 状

• 突然皮膚が赤く盛り上がり強いかゆみを伴い、24時間以内に跡かたもなく消えることが特徴です。
  場所を変えて全身にずっと症状がでる場合もあります。蕁麻疹の皮膚症状は特徴的ですが消えてしまうので、ご自身のカメラで皮膚症状を撮影していただくと診断の手助けとなります。
• 数日ですぐにおさまってしまう「急性じんましん」と、1カ月以上続く「慢性じんましん」に大きくわけられます。

原 因

• 8割ほどの患者さんでは原因が不明のことが多いです。
  一部の食物アレルギーが原因のじんましんでは、数時間前に原因となる食べ物を食べたことが原因とされます。
  子どもでは卵、牛乳、大豆に対するアレルギーが多く、大人ではエビ、カニが多いです。

治療法

内服薬など

食べ物など、原因がある場合には原因がなくなるとおさまるので、急性じんましんのことが多いです。この場合は症状のあるときだけ飲み薬の治療を行い、症状がなくなれば治療をストップしても問題ありません。

一方、慢性蕁麻疹の場合には長期間、原因がはっきりしないにもかかわらず症状が出続けるので、毎日定期的に飲み薬を飲んでおさえる必要があります。